姫路文学館開館30周年
絵本作家 長谷川集平の仕事展
絵本デビュー46年のキープ・オン・ロッキン!

会期:2022年1月15日(土)〜3月21日(月祝)
会場:姫路文学館 北館(兵庫県姫路市山野井町84)


 長谷川集平の多岐にわたる表現活動の軌跡をたどり、そのロックンロール・スピリッツに迫る企画展。
 『はせがわくんきらいや』全原画をはじめ、すべての絵本と『音楽未満』などの作品から合わせて約80点の原画、そのほか思い出や愛用の品々、創作の背景を示す自筆資料、写真類など約150点、合わせて約230点という盛りだくさんの資料を凄腕学芸員が巧みに構成し、濃密ながらも淀みなく流れるように展示。どこにも真似できないすばらしい展覧会ができあがりました。
 会場を訪れた人からは、じっくり見ても一度ではすべてを見切れない、たっぷりした展示だったという声が多く聞かれました。

 また、イベントとして会期の初めには集平の講演会、終わりにクン・チャン復活の場となったシューへーのトーク&ライブが行なわれました。どちらも満員御礼の盛会となりました。

姫路文学館・集平展ページ

姫路市・集平展の詳細
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イベント
●オープニング記念 長谷川集平講演会「姫路〜名古屋〜東京〜長崎」
 1月15日(土) 13:30〜15:00

シューへー トーク&ライブ
 3月19日(土) 13:30〜15:00

取材番組
 「はりまサタデー9」 サンテレビ 1月22日放送
 「ウィークリーひめじ」 姫路市広報番組
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報告 企画展「長谷川集平の仕事展
   絵本デビュー46年のキープ・オン・ロッキン!!」


  文●甲斐史子さん(「手帖 姫路文学館」Vol.123 報告より抜粋)

 姫路市出身の絵本作家長谷川集平さん(1955年生まれ)の多彩な表現活動の軌跡を紹介した企画展。「第1章 どこまでも続く道」では誕生から現在までの歩みを中心にたどり、「第2章 表現の総合格闘技」では小説、評論、挿絵・共作絵本、音楽にまで広がる創作とその意義について見渡しました。
 本展の構成の幹となったのは、「月刊こどもの本」のリレー連載「作品に宿る地元の遺伝子」のために書かれた
エッセイ「姫路〜名古屋〜東京〜長崎」(※2017年10月号・jpg・500kb)でした。来場者には、各時代における各土地の空気が集平さんの表現と密接に関わっていることを実感していただけたようです。
 集平さんの絵本は、わたしたちを夢や眠りへといざなう綿菓子のようなものではなく、シビアな現実と向き合ってこそ問われる本当の愛や勇気、希望を描き出しています。なかには会期中十数回通ってくださった熱心なファンも。「どの絵本も最初で最期の作品だと思って描いている」という集平さんの "キープ・オン・ロッキン!(ロックし続けよう!)" の魂が、観る人の心に静かに熱く共鳴してゆく展覧会となりました。


会場のようす

さあ、大きな自動ドアから入りましょう。
画像にカーソルを乗せてください。



第1会場のドアが開くとトリゴラス・ソフビがお出迎え。
ガラスに姫路城が写っています。

展覧会の最重要人物・学芸員の甲斐さんとシューヘー。

長谷川集平 略年表。クン・チャン熱心に読んでます。

高校時代の年賀状、名古屋時代の「らくがきのおと」も展示された。




グルグルグル……と歩いてもう一つの会場へ。

左奥が次の会場の入口ですが、その手前に視聴ブース。
未刊行の絵本『にんげんがいじわるやからや』を集平が朗読。

第2会場入口。

『映画未満』や『音楽未満』のコーナー。

下関から来てくださったお客さんと記念撮影。

愛蔵ホークス応援グッズ。甲斐選手&長谷川選手(現コーチ)の
ユニフォームと甲斐さん&長谷川クン・チャン。

「シューヘー通信」全77号が展示されてる! うれしい!

画材と絵本のダミー。

第2会場の奥にもう一つの視聴ブース。
『かいじゅうのうろこ』『おんぼろヨット』『プレゼント』
現在絶版のヨット三部作をゆっくり楽しめる。

じつはポスターデザインも数多くやっています。
会場のあちこちに飾ってありましたが、ここは5種類まとめて。


入口でもらう検温済みステッカー。

ショップコーナー。書籍の他にもトリゴラス・ソフビや
ねこ柄トートバッグ、ポストカード類も置いてもらいました。

カフェ水屋珈琲では期間中コラボメニュー
「天使のココアタイム」が登場。
絵本『天使がいっぱい』をイメージ。


3月21日自分という物語が壊れるとその人は病む。物語を取り戻すと病が癒える、というのがフロイトの精神分析の要旨だと思う。「長谷川集平の仕事展」はぼくの物語を書き換えてくれた。自分が「長谷川くん」ではなく「ぼく」だったことがはっきりわかった。姫路文学館のすぐれた企画・構成のおかげだ。大感謝。集平Twitterより

姫路文学館の甲斐さんから●じつに静かに、真剣に見入ってくださるお客様が多く、滞在時間の長い展覧会でした。常に問い続け考え続けて来られた集平さんの凄み、「一度も踏み絵を踏んでこなかった」ときっぱり言い放ってみせる見事さに圧倒されるばかりでしたとの感想をいただきました。甲斐さんと文学館のみなさんに心から感謝いたします。

写真協力●姫路文学館




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