その他──イベントなど

2011年〜2014年1月
トリゴラス・ソフビ

2011年に誕生し、さまざまなバージョンで作られたトリゴラスのソフビ。マーミットの赤松和光社長による凄腕のデザインをもとに職人さんが手作りした、それはそれは立派なものでした。祈りの丘美術館原画展バージョンはたくさんの注文をいただき、2014年1月まで販売されました。

詳細はこちら


2012年3月23日
第34回姫路市芸術文化賞を受賞しました

集平が生まれ故郷の姫路より芸術文化賞を受け、28日に記者発表されました。
この賞は「芸術及び文化の振興のためその功績が顕著であり、姫路市を中心に活躍し、又は姫路市に貢献した者、若しくは団体を表彰することにより、本市の芸術文化の振興と向上に資する」というもの。

3月23日に表彰式が行われ、集平も出席しました。 右の写真はクリックで拡大。

姫路市ホームページ


2011年6月
集平の絵本のカンバッジ

東日本大震災の義援金を募るために京都造形芸術大学・情報デザイン学科が主催して行ったイベント「カンパッジ展」のために、集平の絵本からも6種類のカンバッジが作られました。 収益は一部材料費を除き、すべて「あしなが育英会」に寄付されました。

直径6.5センチ  1個500円。

6種類:下の画像参照。左上→右下に……『すいみんぶそく』 『大きな大きな船』 『トリゴラスの逆襲』 『パイルドライバー』 『ホームランを打ったことのない君に』 『あしたは月よう日』より。

  ↓画像をクリックすると拡大写真が出ます。
パッケージに集平のメッセージ(と、「おさむ、ムクション」柄入り)入り。

Creator's Message
1980年代に盛り上がった反原発運動の資金集めにぼくはカンバッジを作りました。しかし運動は次第に下火になり、カンバッジはいつしか錆びてしまいました。うっかりしてる間にこの国は原発だらけになりました。
今度はカンパッジを作ります。カンパはロシア語のカンパニア、英語のキャンペーン、大衆に呼びかけて資金を集めることです。大衆を美大語に翻訳するとポップです。こんな時にポップアートがお役に立てればいいですね。

長谷川集平



2010年5月
「Blue Signal」に旅のエッセイ
JR西日本の隔月発行広報誌「ブルーシグナル」2010年5月号(vol.130)の、「essay〜出会いの旅〜」欄を集平が書いています。タイトルは「記憶の改札口から」。JR西日本管内の駅で配布されました。

★HPでは現在も読めます。

2009年12月
別冊太陽「100人の心に響いた絵本100」

別冊太陽「100人の心に響いた絵本100 1998-2008」(2009年12月発行・平凡社)で長友啓典さんが『ホームランを打ったことのない君に』を取り上げてくださいました。

(前略)スゴウデの筆力に頭が下がる。この絵本はデザインが優れている。丁寧に作られている。作画のテクニックはもちろんだが、観察がお洒落で、鋭い。各見開きごとに創意工夫がなされ、絵本というページを捲(めく)っていく生理を上手く使っている。それはページの展開が映画的ということだろう。(中略)
 やさしく、微妙なコミュニケーション術で一冊の絵本に昇華させた。この本からたくさんのことを思い出し、いろいろなことを教わった。(長友啓典「野球からいろいろなことを学んだ世代」より抜粋)


これまで別冊太陽に掲載された集平の絵本……
 ・「365日、まいにち絵本!」('08年)『ホームランを打ったことのない君に』8月9日「野球の日」
 ・「おとなが子どもに出会う絵本」('03年)『はせがわくんきらいや』「無垢な心がみちびく倫理」笹本 純
 ・「100人が感動した100冊の絵本」('99年)『トリゴラス』「もう、わやくちゃなんや」佐々木幹郎



←左上から時計回りに、「365日、まいにち絵本!」、「おとなが子どもに出会う絵本」、「100人の心に響いた絵本100」、「100人が感動した100冊の絵本」


2007年3月24日
『ホームランを打ったことのない君に』 第12回日本絵本賞受賞

『ホームランを打ったことのない君に』(理論社)が第12回日本絵本賞を受賞しました。より多くの書店に置かれ、より多くの子どもたちに届くチャンスができたことがなにより喜ばしいですね!
読者賞には選ばれませんでしたが、たくさんの投票に感謝しています。応援してくださった皆さん、ありがとうございました。

写真●左:3月24日に行われた授賞式の記念撮影。前列右から2番目が集平。
右:子どもたちからの読者賞投票ハガキ。クリックすると大きな画像が出ます。
提供は岸井美恵子さん(理論社)


2006年4月20日
長谷川集平作家デビュー30周年祝賀会報告

'06年4月20日(木)長崎市のホテルニュー長崎で、集平の作家デビュー30周年と、51歳の誕生日(4月19日)を記念した祝賀会を、長崎絵本セミナリヨが主催して開いてくださいました。 よく顔を合わせる仲間から、はるばる遠方より駆けつけてくださった方まで、30名であたたかな喜びの時を過ごすことができました。その様子を写真でご報告します。みなさんありがとうございました。

報告ページへ


2000年12月22日
地元書店の包装紙をデザイン

長崎の駅ビルに本店が入っているメトロ書店の包装紙を集平がデザインしました。長崎を彩ってきた音楽4種、南蛮音楽・出島の音楽・明清楽・くんちの地方(じかた)をイラストにしてちりばめてあります。紙は再生紙を使用。普段利用する人だけでなく、遠方から来る人にとっても旅のよい思い出になることでしょう。メトロ書店は博多駅の中にもあります。機会があれば立ち寄って、集平のカバーを本にかけてもらってみてはいかがでしょう。


1997年10月16日
コンサート「ロザリオ」感動のうちに終わる

 '97年10月16日、長崎中町カトリック教会で行われたコンサートは大盛況のうちに終わった。入場者数は約270名。この合唱曲は、これまで文語体で祈られていたマリア様への祈りをわかり易い現代言葉に開き、コンピュータによる伴奏で歌うという、実験的作品だ。まったく新しい宗教曲の試みに期待と不安を抱きながら会場を訪れた人々の心を、しっかりと確実につかんだ。「これまで、呪文のように唱えていた祈りが自分たちの言葉として染みていった」という感想もあった。歌が進むにつれ、会場では、涙を拭く人、一緒に歌を口ずさむ人も少なくなかった。
 東京で10年前に洗礼を受けた集平と、長崎のネイティブカトリックで作曲家の小畑郁男さんとの出会いが産んだ「ロザリオ」は、日本のカトリック教会の伝統と未来を繋ぐ危うい美しさに充ちている。配られたパンフレットには、この歌のもとになった絵本「ロザリオ」のための15の場面からなるスケッチが掲載されている。
 長崎に移り住んで6年目の成果の一つが実った。(長崎大司教区島本要認可作品)



長谷川集平の仕事へ戻る