16分睡眠のすすめ

「日毎の薬味」その29


 シエスタをご存じですか。スペイン、イタリアなど南欧での「お昼寝」習慣のことです。今、シエスタが見直されています。保育園を出てからとんと縁のないお昼寝ですが、意外に効果が大きいようです。
 昼食後の昼下がりや、睡眠不足の日中、激しい睡魔に襲われた経験はどなたにもあるのではないでしょうか。そんな時は、思いきって「お昼寝」です。それもわずか16分、タイマーをセットして横になります。寝入れなくても気にしないで大丈夫、タイマーが確実に知らせてくれますから安心してじーっと眼を閉じて身体を休ませます。ピピピの合図で驚くほどすっきりします。
 一般的には「15分睡眠」と言われていますが、横になるまでのロスタイム1分を考慮して「16分」というのがちょっと工夫のポイントです。寝過ぎるとかえって身体が重くなってしまいます。長くても30分以内で切り上げます。
 カフェインの効き始めは15分程、意外にも寝る前のコーヒー1杯で、目覚めもぱっちりさわやかです。睡魔と闘いつづけるよりも、仕事の効率も上がることまちがいなしです。
 ちょっとお昼寝で日々を元気にお過ごしください。




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