ハーブを育てよう

「日毎の薬味」その28


 ハーブを育ててみませんか。ローズマリーとミント、この2つがあれば料理に広がりがもてます。どちらも強く逞しく育ちます。ローズマリーは肉料理全般、魚にも合います。小さな鉢ひとつあれば充分、ほんのちょっと使うだけで味もグーンとよくなります。特にイタリア料理には欠かせません。鶏のソテーやステーキにもバツグンの相性です。煮込み料理も風味が増します。
 ネギやパセリでさえも上手く育てられない私でも、ミントなら簡単に挿し芽で増やせます。デザートには勿論、素麺に氷と一緒に浮かべたり、パセリのようにサラダに飾ってもとっても美味しくいただけます。

 サイモン&ガーファンクルの「スカボロー・フェア」に出てくる「パセリ・セージ・ローズマリー&タイム」がハーブの名前だと知ったのは随分大人になってからでした。ちなみにローズマリー(薔薇のマリア)は愛と貞節のシンボル、欧州では花嫁の髪に挿して祝福の香りを添えるそうです。ハーブでちょっとおしゃれに食卓を演出してみてください。




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