SWEET,SWEET POTATO
(NATTY-1010 '93年 ¥1,223)


●こじこじ音楽団は、はじめレコーディングのための寄せ集め
だったが、ライブを何度も経験し、バンド・サウンドに磨きがかかった。
ミニ・アルバムは、最後まで聞き耳を立てさせる力を持っている。
フル・アルバムにも匹敵する密度だ。こじこじマジックと人は呼ぶ。


こじこじ音楽団はシューヘーのふたりと下村誠&スナフキンの7人が合体した9人編成のバンド。
全員が「孤児」の姓とカタカナ名を名乗っています。
孤児シューヘー、孤児クミコ、孤児マコト、孤児ミホ、孤児マサト、孤児アツコ、孤児シュージ、孤児ノリコ、孤児テツヤ



1.スイート、スイート・ポテト MP3(3.5M)
  詞と曲・長谷川集平
  演奏・孤児シューヘー(リード・ボーカル) 孤児マコト(ギター、コーラス) 孤児クミコ(コーラス)
  孤児ミホ(ベース) 孤児ノリコ(ドラム) 孤児アツコ(ピアノ、コーラス)
  孤児シュージ(エレクトリック・ギター) 孤児テツヤ(パーカッション) 安田寛(サックス)

2.最後の日曜日
  詞・長谷川集平、曲・下村誠
  演奏・孤児マコト(リード・ボーカル、ギター)
  孤児シューヘー(リード・ギター、シンセ) 孤児ミホ(ベース)
  孤児アツコ(ピアノ) 孤児シュージ(エレクトリック・ギター)
  シューシューブラザーズ(口笛)

3.ワケ・レゲ
  詞・長谷川光平と集平、曲・長谷川光平
  演奏・孤児マコト(リード・ボーカル、エレクトリック・ギター)
  孤児ミホ(ベース) 孤児ノリコ(ドラム) 孤児アツコ(メロディアン)
  孤児シュージ(エレクトリック・ギター) 孤児シューヘー(コーラス)
  孤児クミコ(チェロ) 孤児マサト(ペダルスチールギター)
  孤児テツヤ(パーカッション)

4.夜明けを待ってる MP3(3.9M)
  詞・長谷川集平、曲・下村誠
  演奏・孤児マコト(リード・ボーカル、ギター) 孤児シューヘー(マンドリン)
  孤児クミコ(チェロ) 孤児シュージ(ギター)

◆歌詞ページ




 発売当時、クン・チャンが作ったチラシより


●収録曲の紹介をしましょう。1曲目「スイート、スイート・ポテト」はホットで、ちょっとエッチで、ブラックなロックンロール・ナンバー。ボーカリストのそろったこじこじ音楽団ならではのコーラスが決まるリフでは、あなたもきっと歌いだしてしまうでしょう。先日のツアーでも好評だった曲です。孤児シューヘーがリード・ボーカル。孤児クミコはコーラスのソプラノ。

●2曲目「最後の日曜日」は、次の金曜日に地球最後の日を迎える恋人たちが、日曜日をどうすごすかという、こわ〜いバラード。孤児シューヘーの魔のリード・ギターに注目。

「ワケ・レゲ」は、シューヘー・ファンには「レゲ」のタイトルで知られるナンバー。長年レゲエで鳴らした孤児マコトが、この曲をレゲエそのものとして歌います。リズム隊も水をえた魚のようです。お楽しみください。

●最後の「夜明けを待ってる」は、孤児マコトのしっとりとした希望の歌声。ギター2本に孤児シューヘーのマンドリン。スタジオでの一発録り。それに孤児クミコのチェロをかぶせました。だれでも口ずさみたくなるような歌です。




 その印象はなつかしさだった。送ってもらったテープを聞いた時の第一印象だ。それはなつかしさだった。それは必ずしも”あの頃は良かった”的なニュアンスのものではなく様々な意味あいを含んだところのなつかしさだった。唄声としての素朴さや、演奏のザラザラした肌触り、そして何より音楽している、その立ち向かい方などなどだ。な、なんだかなつかしかった。勿論唄い込まれている内容の視点は今現在にあり、さらに未来への思いにある。泣き出してしまうことは子供達だけの特権であるはずはないし、大人達はやさしさに照れることもないはずだ。そんな素直な気持ちをふと思いださせてくれる唄達なのかもしれない。本来、元来唄ごときものが持ちうる力、魅力の最大さはそんなことかもしれない。いいじゃない、唄のひとつ口ずさむことの自由さぐらい、いつまでも誰もが持ち続けようじゃない……。こじこじ音楽団って名前なんだかいいな……。  仲井戸chabo麗市 チラシより

↑盤面のイラストはシースルーの女の子! キラキラの星がかわいい


シングルCD、その他
申し込みページ