第4楽章 冬 40 クリスマス飾り  ----長崎市神の島教会


 神の島教会の馬小屋の前でひざまずいて祈る母親と、こちらを振り返るハンディを持つ子。小説『神の造った馬小屋』はイエスの誕生に居合わせたひとりひとりを描く。その中にハンディを持つ子もいる。読む前に描いたこの絵と同じだと思った。

 降誕節から、カトリックの教会や家庭ではベツレヘムの家畜小屋(または洞窟)のかたどりを飾る。幼子イエス像が24日夜に飾りの中心に置かれる。年明けの主の公現まで御聖誕祝いが続くのだ。