佐伯ライブ報告
'02年11月30日(土)16:00start
大分県佐伯市 佐伯市文化会館





●演奏曲目
 ビデオ『トリゴラス』
  1.夜の三角形
  2.お尻の向こうに
  3.サヨナラした後の帰り道
  4.映画に行こう
 スライド『日曜日の歌』朗読
  5.(ホイッスルとお話)
  6.森の悪魔
  7.IMARI
  8.Hなブギ
  9.ノーガード(インスト)
 10.ロックンロール・マジック
 11.チェックアウト
 12.セレナーデ
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E.C.
 スライド『はせがわくんきらいや』朗読
 13.線路






ライブ報告●集平 2002年12月2日(月) 14時38分掲示板書き込みより

キョロリ(わが家のワゴンRの名前)に機材一式積み込んで、まずは島原へ。そこからフェリーで熊本に渡り、熊本市を抜けて、阿蘇の外輪山を突っ切って東へ東へ。帰りは少し違うルートで「荒城の月」の岡城址も見てきました。九州のウエスト・コーストとイースト・コースト往復500キロ横断の旅。(中略)

佐伯ライブは市の青少年育成助成金を使って、にしやん(佐伯児童館館長で主催者)が強引にでっち上げたにもかかわらず、当日は別件で児童館の職員が出払っていたにもかかわらず、手伝ってくれた人たちのほとんどが一体何なのか始まる瞬間までわからなかったにもかかわらず、雨が降ってきて自転車でやってくるはずの子どもたちが来られるかどうか心配したにもかかわらず、7〜80人のお客さんとの一体感が素晴らしい、感動的なものになりました。帰っていく人たちがみんな心から喜んでいた、ふだん児童館に現れないような子も来とったよ、ホラ、オレの言った通りだっただろ、とにしやんが胸を張りました。
鳥取から山内さんも駆けつけてくれました。うれしかった。ありがとう。

にしやんのリクエストで、ライブの中に絵本の朗読や語りもまじえて、中高生に長谷川集平の世界のできるだけ全体像を提供するという、盛りだくさんの内容でした。にしやん以外の人に言われたら断っていたかもしれないけれど、なんか断れなくてさ。さすがに終わった時はヘトヘトだったけど、やって良かったと思います。

パキスタンのやばい地区の選挙監視ボランティアから帰ったばかりのにしやんと二晩呑みまくり、しゃべりまくり、大変愉快な夜を過ごしました。にしやんがあっちで死んでたら、ライブ中止だったんだよな。昔からの親友みたいな気安さだったけれど、考えてみたら、にしやんとは今年の2月大分の「おべんとう絵本」づくりワークショップで会っただけなんだよな。会うの2回目なんて信じられないよ。にしやんと佐伯の仲間たち、本当にありがとうございました。また何か仕掛けましょう。
祈っていてくださったみなさん、ありがとう。パワー、しっかり届きました。

行きも帰りも人の想像力を超えた阿蘇の雄大な眺めに圧倒され、黒亭のラーメンでキロリーを補充しました。熊本のグレイトなロック・レコード・ショップ「ウッドペッカー」を冷やかしに入って、いつもの通り店長の河野さんとおしゃべり。めずらしいCDを手に入れてにんまり。行く前よりも元気になって帰ってきました。




最前列端っこの席から●山内英子さん 2002年12月4日(水) 14時24分掲示板書き込みより

ライブ初体験をしてしまいました。大分別府に4日間滞在する用があり、出発直前に初日の午後を空ければ、佐伯でのライブに参加できることがわかり、行って来ましたシューヘー・ライブ。
「中高生のための」とあるために、最前列には気後れしましたが、空けておくにはもったいなく、でもちょっと遠慮して端っこの席で、ノリノリでした。CDでしか聞いたことのない私には、どの曲も初めて聴く曲のような衝撃でした。集平さんのギターとクン・チャンのチェロの音が、ある時は深く重なり合い、また離れてはそれぞれが音を表現していく・・・。そこに歌詞が重なり合って、身体中が心臓になったみたいにブルブルと震えてきました。
合間に入る集平さんのおしゃべりや絵本の朗読、聞くことができた中高生は本当に幸せですよ。終わってからのみんなの顔が違ってましたもの。最前列隅っこの席は、クン・チャンの真ん前でもありました。

途中、集平さんが、ライブができなかった時期のことを話されました。
集平さん「(クン・チャンが)演奏できなくなったんで、だれか他の女の人を探そうかと思ったりもしたんです」
クン・チャン「全然、知らなかった」
集平さん「うそです。(こんなこと)言ってみたら面白いかと思って」

聞いていた私は、涙がボロボロで、メガネを外さなければなりませんでした。メガネをかけ直したとき、そこに笑顔満開のクン・チャンがいました。本当に良かったです。本当にありがとう。こうして、シューヘーのライブに出会うことができました。私には、今年最大の、そして一足早いクリスマスプレゼントになりました。鳥取大分間、往復1800Kの旅の疲れも(マイクロバスでの移動!)、頂いたプレゼントの暖かさと豊かさで全くといっていいほど感じていません。

西山さん、今泉さん、皆さん本当にいろいろとありがとうございました。
そちらでは、佐伯の子ども達のために、私は鳥取で、お互いロックで転がり続けましょう!



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◎番外編◎
佐伯市のカッパと親睦を深める妖怪スタッフ曽我。カッパの頭から水が!