講演会の感想

○教師以外の方の話を聞くことはなかなか少なく、私たち教師がどのように見られているのか。よく世間知らずなどといわれるが、そう言われないよう私自身がもっといろんなことに目を向けて勉強していかなければと感じた。

○長谷川さんの講演の中で、「私たちは子供、人を見つめることを怠けている」という言葉がありました。またもっと「ものの見える自分」にならなければならない。「王様は裸だ」と言える自分にならなければならないというお話もありました。先輩の先生方からもよく料簡が狭いといわれることがあります。教師は専門職です。しかし、この時代の中で、自分にできることを考え、それを子供たちに伝えていくためには、まず自分が「見極める瞳」をもたなければならないと思いました。

○いろんな世界の人と話したり、かかわったりしたいと思っても、ついつい視野が狭くなっていく自分を再発見しました。

○(教員の世界は)閉鎖的な世界だと私も思うので、外へ目を向けて感じる心を大切にしたいと思います。

○自分自身の視野をもっと広げていけるようにしたいです。

○長谷川さんの講演はとてもよかった。人間をよく観察して、心までも見る目はすごいと思った。私もこういう目で子供たちを見ていかなければいけないなあと改めて感じた。

○絵本のもつ意味、重要性がよくわかりました。これからは、私ももっと絵本に親しみ子供によい絵本を紹介していきたい。

○講演の中でいわれたように、私たちは外との交流が少なく教職の年数がたつとそれだけより少なくなるようです。子供や親ともよりよい関係を作っていくためにも、いろいろなことにチャレンジしてみたいと思います。よい教師ではなく、まず人間として大きく成長することが必要なようです。

○以前に長谷川先生の絵本を拝見したことがありましたが、ほとんど覚えていませんでした。きっと、子供心を忘れていたからだと思います。恥ずかしいことだと思いました。

○印象深かったのは、20代後半は、転機ではないかと話されていたことで、自分自身結婚し子供もできて身の回りの環境が変化したことももちろんですが、それに伴い仕事のスタイルを変える必要に迫られ、自分でも日々悩んでいただけに何となく勇気づけられる言葉でもあります。

○子供たちに長谷川さんのようなサポートをしてくれる方がいるというのも、心強い気がします。こんな人に支えられ強くなれる子も多くいるはずだと思い ます。

○一人の大人として現代の子供たちをすごくよく見ておられる方のお話はとてもためになり、「子供」という存在を別の方向から見つめ直すことができると思います。また、お話を聞きたいです。

○長谷川先生のホームページを早速開いてみたいと思います。

○「小学校の先生になる人は、大学で児童文学くらい勉強されていると思いますが」という言葉がでたときは、自分は児童文学はあまり知らず関心もほとんどないと思い、どきりとした。

○絵本の紹介があったが、人間の醜さや狂暴さ弱さなどを表現したものがあった。私が今までに目にした本にはなかった世界で、とても不思議な感じがした。でも自分の中にも身の回りにも、こんなことがあったような気がした。長谷川先生の言葉に「今の人間にこだわって作品を作っている」とか「今の人たちは目の前にいる人間を見ることを怠けている」というものがあった。私たち教師は同僚の先生、クラスの子供だけでなくもっと世界を広げていろんな人間 をもっとよく見て、吸収していかなければならない。


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